cultura

Fado

ポルトガルの民俗歌謡。
主に歌い手(fadista)、ポルトガルギター(guitarra)、ヴィオラ(viola)の3名で構成される。
元来はリスボンの貧しい人々が娯楽として生み出した歌であり、
アフリカ系など様々な音楽要素が加わっている。
ポルトガルギターの独特の旋律に人生の歓びや悲しみ、「サウダーデ」が歌い上げられる。
リスボンのアルファマ地区などにファドの生演奏を行う店が多くあり、食事をしながら楽しめる。





Azulejo
ポルトガルの装飾タイル。
公共施設、教会、民家など至る所の壁を飾る。
イスラム教徒由来で14、15世紀に伝わり、
素朴な紋様から宗教画や風景画など
モチーフを持った芸術的なものまで幅広い。
歴史的な遺産は元より、
現代アートを取り入れたものも生まれており、
ポルトガル芸術の一つでもある。








Calçadas
タイル同様町で見られる白黒の石畳。
紋章のようなものから波や魚を象ったものまで多様。
すべて職人の手作業である。









Galo

ポルトガルの幸運のシンボル。
鶏に鮮やかな模様を施した置物。
北部の町バルセロスに伝わる、「バルセロスの雄鶏伝説」から生まれた。
黒が伝統的な色。